もう悩まない!枕の選び方について、自分に合った枕を選ぼう!

「寝たのに疲れが取れない」「朝起きたら首や肩が凝っている」なんてことありませんか?
もしかすると、その悩みの原因は『枕』にあるかもしれません。
1日の疲れを癒す大切な睡眠。その質を大きく左右するのが、自分に合った枕選びです。
硬さ、形、素材や体型、体格など自分に合った枕は人それぞれなのです。
この記事では、睡眠の質を格段に向上させる正しい枕の選び方を、誰にでもわかりやすく解説していきます!
はじめに:なぜ枕選びが重要なのか?
まずなぜ枕選びが大切なのかについて解説していきます。
人によって寝る時の姿勢や体型など違い、それぞれに適した枕の高さ、素材、形状があります。
万人にあう枕などないのです。
睡眠中、私たちの体は一晩中、首や肩の重みを支えています。
なので、合っていない枕を使っていると、首が不自然に曲がった状態になり、筋肉が緊張したまま眠ることになり、それが肩や首の凝りや頭痛など体の不調に繋がってしまいます。
また、自分に合ってない枕を使っていると、寝ている時に頻繁に寝返りをしたり、夜中にふと目が覚めたりして浅い睡眠になってしまいます。
逆に自分の体にフィットした枕を使用していれば、首や肩に余計な力が入らず、深いノンレム睡眠い入りやすくなります。
枕を買う時は、実際に寝てみて試してから買うのが理想です!
選び方1:自分に合った高さを見つける
自分に適した高さを見つけるポイントは以下の2つです。
寝姿勢で選ぶ
- 仰向け寝:首と背骨の自然なカーブを保つ高さが理想
- 横向き寝:肩幅に合わせてやや高めが良い
- うつ伏せ寝:できるだけ低く、柔らかいものが最適
体格や性別で選ぶ
ガッチリしたガタイの良い人や主に男性は高め
細身の体型の人や、子供、主に女性は低め
選び方2:好みの素材を見つける
枕の中の素材は何種類もあります。
感触や音、フィット感、硬さなど自分に合った素材を見つけましょう。
実際に店頭に足を運んで実際に触って選ぶことをお勧めします。
- 低反発ウレタン:フィット感重視、寝返りが少ない人にお勧め
- 高反発ウレタン・ラテックス:しっかり支えてくれて、寝返りがしやすいので寝返りの回数が多い自覚がある人に適してます。
- 羽毛・フェザー:ふわふわ感の感触を重視していて、柔らかい枕が好きな人に向いています。
- パイプ・ビーズ系:通気性がよく、若干の高さ調整が可能で、硬めの枕が好きな人に向いてます。
- そば殻:パイプやビーズ同様通気性がよく、硬めな枕ですがじゃらじゃらした特有の寝心地です。
蕎麦アレルギーをお持ちの方は、そば殻素材は要注意!
選び方3:サイズを決めよう
枕のサイズは寝心地や体格のフィット感に大きく影響します。
それぞれのサイズと特徴について、解説していきます。
| サイズ分類 | 一般的な寸法(cm) | 特徴 | 向いてる人 |
| ジュニアサイズ | 約35×50 | 小さめ、子供向け | 子供、小柄な女性 |
| レギュラーサイズ | 約43×63 | 日本で最も一般的なサイズ | 標準体型の大人、初めての枕選びの方に◎ |
| セミワイドサイズ | 約50×70 | やや大きめで余裕あり | 寝返りが多い人、大柄な人 |
| ワイドサイズ | 約60×80 | 非常に大きく、ホテルなどに使われる | 超大柄な人、ペアで二人で使いたい人 |
サイズ選びのポイント
- 寝返りは多いか?
- 体格は大きいか小さいか?
- ベッドの広さはどれくらいあるか?
- 枕カバーの入手性を要確認!
選び方4:通気性は十分か見極めよう!
寝ている時はコップ一杯分の寝汗をかくと言われています。
通気性が十分ではない枕を使用していると、熱がこもってしまい快適に寝ることができません。
大量の汗をかいたまま枕を放置しておくと、菌の繁殖などで臭ってしまいます。
抗菌・防臭などの枕カバーなども販売していますので、素材などと自分なりに組み合わせたりして使用しましょう。
清潔な枕を保てるかも枕選びの重要なポイントです。
選び方5:自分に合った硬さを見つけよう!
自分に合ってない硬さの枕を使用しているだけで、首、肩の凝りに繋がったり、寝つきが悪くなたりします。
枕の硬さは何の素材を選ぶかによって大きく左右されます。
しかし同じ素材の枕を使っていたとしても、その素材が硬いか柔らかいかは人によって変わってきます。
硬すぎる枕を使っていると
▶︎接触面が少なく、圧力が一点に集中し、頭や首が痛くなる原因になります。
柔らかすぎる枕を使っていると
▶︎頭が沈みすぎて、首のカーブが崩れやすく、負担が増します。
枕の硬さのチェックポイント
- 試した時、頭が沈みすぎないか?
- 首のカーブが自然に保たれているか?
- 寝返りを打った時、スムーズに動けるか?
- 硬すぎて頭が押し返される感じがないか?
快適な睡眠は枕から始まる
枕は「寝具の脇役」ではなく、「快眠の主役」です。
ちょっとしたこだわりで、毎日の睡眠がぐっと変わります。
まさに、『枕を変えるだけで人生が変わる』こともあるんです!
ぜひ、自分に合った枕を見つけて、最高の目覚めを手に入れてください。


