快眠パジャマの選び方!スウェットやジャージがNGの理由とは?

忙しい毎日を乗り越えた後のリラックスタイム。そんな大切な時間に欠かせないのが、心地よいパジャマです。
実は、スウェットやジャージ、ハーフパンツにTシャツがあまり寝るときに適してないのは知っていましたか?
睡眠の質にも大きく関わるパジャマは、素材やデザイン、季節に合わせた選び方がとても重要です。
本記事では、自分に合ったパジャマを選ぶためのポイントやおすすめの素材、季節ごとの選び方をご紹介します。
スウェットやジャージがNGな理由とは?
動きやすくて寝る時に向いてそうなスウェットやジャージですが、なぜ良くないのか。
スウェットやジャージは化学繊維の生地でできていて、吸湿性が優れていません。
そのため、寝ている時にコップ一杯分の汗をかくと言われている私たちには適していないのです。
Tシャツにハーフパンツの格好は肌が露出されていて、体の表面は冷えているのに、内臓と脳の温度は高いままの状態になってしまいます。
この状態だと睡眠の質が落ちてしまうため、長袖、長ズボンのパジャマで汗をかき、吸収されて内臓と脳の温度を下げてあげることが大切です。
自分に合ったパジャマの選び方
パジャマは「ただ寝るだけの服」ではありません。
肌に直接触れるものだからこそ、素材や着心地にこだわることで睡眠の質がグッと高まります。
そんなパジャマの選び方を季節、素材、デザインに分けてご紹介します。
1,季節に合わせた選び方
春・秋
・おすすめの素材:綿、ダブルガーゼ、天竺ニットなど通気性のよい素材
・ポイント:昼夜の寒暖差があるため、長袖・長ズボンタイプを基本に、脱ぎ着しやすい上着やカーディガンを合わせるのも良い。
夏
・おすすめの素材:リネン、薄手のコットン、冷感素材など
・ポイント:汗をよく吸って通気性の良い半袖・短パンタイプが人気。寝汗が多い人は着替えの用意も忘れずに。
冬
・おすすめ素材:フランネル、マイクロファイバー、裏起毛素材、ウール混など
・ポイント:保温性が高い長袖・長ズボンタイプを選び、冷えやすい人は腹巻き付きや上下繋がったつなぎタイプもおすすめ。
四季でパジャマを替えるのが大変な人は、夏と冬だけでも◎
2,素材で選ぶ
肌触りや機能性などは素材によって大きく変わります。
| 素材 | 特徴・おすすめポイント |
| 綿(コットン) | 肌に優しく吸湿性が良い オールシーズン使える基本素材 |
| ガーゼ | 通気性・吸水性に優れ、敏感肌にも優しい |
| リネン(麻) | 夏に最適。サラッとした肌触りで熱がこもりにくい |
| フランネル | 冬におすすめ。起毛があり、暖かく柔らかい |
| シルク | 高級感&肌感触抜群。保湿性があり、オールシーズン着れるのでおすすめ |
| ポリエステル等化繊 | シワになりにくく、乾きやすいが、蒸れやすい場合もあり |
敏感肌の人は、縫い目の位置やタグの素材もチェックしましょう!
3,デザインで選ぶ
デザインは気分が上がるのはもちろん、機能性にも関係します。
・前開きタイプ:脱ぎ着しやすく、入院や授乳時にも便利
・プルオーバータイプ:頭から被って着るタイプ。動きやすくてリラックス向き。
・ワンピース型:女性に人気。締め付けが少なく、ゆったり寝たい方におすすめ。
・つなぎタイプ:上下繋がっていて、寝ている間に肌が出にくい。(冬におすすめ)
4,自分に合った選び方のコツ
・冷えやすい人:厚手・長袖・足首までカバーできるタイプを選ぶと良い。
靴下も検討することをおすすめします。
・汗っかきの人:吸湿性・通気性重視で、こまめに洗える素材を選びましょう。
・肌が敏感な人:綿100%やオーガニックコットンなど、刺激が少ないものを。
・動きやすさを重視する人:ストレッチ素材や、ゆとりのあるデザインを選ぶことをおすすめします。
まとめ
パジャマは「寝るための道具」と考えて、自分の体質・季節・ライフスタイルに合ったものを選ぶことが、快眠への第一歩です。
肌に優しく、着ていて気持ちのいいパジャマは、心までほぐしてくれます。
あなたにぴったりの一着を見つけて、眠る時間をもっと心地よく過ごしましょう。


